書類スキャナーの読取速度とADF枚数:処理量から機種を絞る
収録ADF機を公称速度とセット枚数で並べ、解像度による速度の違いと、つぎ足し回数の考え方を整理します。
ADF機を速度とセット枚数で並べる
当DBに収録しているADF(自動給紙)搭載機を、メーカー公称の片面枚/分の大きい順に並べました。並びは公称値の大小で、性能の総合順位ではありません。
| 機種 | 公称速度 | ADF原稿搭載 | メーカー |
|---|---|---|---|
| ブラザー ADS-4900W | 片面 約60枚/分・両面 約120面/分(A4縦、150〜300dpi) | 100 枚 | ブラザー |
| キヤノン imageFORMULA DR-M260 | 片面 60枚/分・両面 120面/分(A4縦、カラー200dpi) | 90 枚 | キヤノン |
| キヤノン imageFORMULA DR-C350 | 片面 50枚/分・両面 100面/分(A4、カラー200dpi) | 100 枚 | キヤノン |
| キヤノン imageFORMULA DR-S350NW | 片面 50枚/分・両面 100面/分(A4、カラー200dpi) | 60 枚 | キヤノン |
| キヤノン imageFORMULA DR-S250N | 片面 50枚/分・両面 100面/分(A4、カラー200dpi) | 60 枚 | キヤノン |
| ScanSnap iX2500 | 両面 45枚・90面/分(A4カラー200dpi) | 100 枚 | PFU |
| ScanSnap iX2400 | 両面 45枚・90面/分(A4カラー200dpi) | 100 枚 | PFU |
| エプソン DS-790WN | 片面 45枚/分・両面 90面/分(A4、200dpi) | 100 枚 | エプソン |
| エプソン DS-787W | 片面 45枚/分・両面 90面/分(A4、200dpi) | 100 枚 | エプソン |
| ブラザー ADS-4300N | 片面 約40枚/分・両面 約80面/分(A4縦、150〜300dpi) | 80 枚 | ブラザー |
| ブラザー ADS-4700W | 片面 約40枚/分・両面 約80面/分(A4縦、150〜300dpi) | 80 枚 | ブラザー |
| エプソン DS-571W | 片面 35枚/分・両面 70面/分(A4、200/300dpi) | 50 枚 | エプソン |
| エプソン DS-531 | 片面 35枚/分・両面 70面/分(A4、200/300dpi) | 50 枚 | エプソン |
| ScanSnap iX1300 | Uターン:両面 30枚・60面/分/リターン:両面 5秒/枚(A4カラー200dpi) | 20 枚 | PFU |
| Brother ADS-1800W | 片面 約30枚/分・両面 約60面/分(A4縦、150〜300dpi) | 20 枚 | ブラザー |
| エプソン DS-C480W | 片面 30枚/分・両面 60面/分(A4、200/300dpi) | 20 枚 | エプソン |
| エプソン DS-C420W | 片面 30枚/分・両面 60面/分(A4、200/300dpi) | 20 枚 | エプソン |
| キヤノン imageFORMULA DR-C225W II | 片面 25枚/分・両面 50面/分(A4縦、カラー200dpi) | 30 枚 | キヤノン |
| キヤノン imageFORMULA DR-C225 II | 片面 25枚/分・両面 50面/分(A4縦、カラー200dpi) | 30 枚 | キヤノン |
セット枚数は「つぎ足しの回数」に効く
300枚を読み取る場合、セット枚数20枚の機種では少なくとも15回、100枚の機種では3回原稿を置くことになります。速度が同じでも、つぎ足し・取り出しの手間はセット枚数で変わります。なお、セット枚数は坪量80g/㎡の紙など各メーカーが指定する条件での値で、厚い紙では少なくなります。
1日の処理量の目安を出しているメーカーもある
キヤノンはキヤノン imageFORMULA DR-C350の仕様に「1日当たりの読み取り量の目安」として5,000〜8,000枚(DR-C340は4,500〜7,000枚)を記載しています。日常的に大量の書類を読む業務では、速度だけでなくこうした耐久の目安や、消耗品(ローラー)の交換時期も公式で確認しておくと比較しやすくなります。
速度は解像度で下がる
ブラザーのADSシリーズは150〜300dpiで同じ速度ですが、600dpiではBrother ADS-1800W が片面約7枚/分、ブラザー ADS-4900W が片面約15枚/分に下がります。キヤノン imageFORMULA DR-M260 はカラー300dpiで片面50枚/分、600dpiで片面12枚/分です。高解像度が必要な図面・写真を読む場合は、その解像度の値で比べてください。
相談先・申込先の選び方
処理量が多い業務で導入を検討する場合は、メーカーや販売店の法人窓口で、想定する原稿(紙厚・サイズ・枚数)での運用や保守サービスを相談できます。購入前に試す方法として、PFUはレンタルや設置スポットでの体験を案内しています。
自分の条件で機種を絞る
方式・無線・メーカーで絞り込み、2機種を同じ項目で比較できます。
機種を絞り込む作業時間を計算する関連記事
出典と確認範囲
- ブラザー工業 ADS-4900W 仕様
確認日 2026-10-12 - キヤノンMJ imageFORMULA DR-M260 仕様
確認日 2026-10-12 - キヤノンMJ imageFORMULA DR-C350 仕様
確認日 2026-10-12 - キヤノンMJ imageFORMULA DR-S350NW 仕様
確認日 2026-10-12 - キヤノンMJ imageFORMULA DR-S250N 仕様
確認日 2026-10-12 - PFU(リコーグループ)「ScanSnap全機種の特長と選び方」仕様と価格一覧表
確認日 2026-10-12 - エプソン DS-790WN 仕様
確認日 2026-10-12 - エプソン DS-787W 仕様
確認日 2026-10-12 - ブラザー工業 ADS-4300N 仕様
確認日 2026-10-12 - ブラザー工業 ADS-4700W 仕様
確認日 2026-10-12 - エプソン DS-571W/DS-531 仕様
確認日 2026-10-12 - ブラザー工業 ADS-1800W 仕様
確認日 2026-10-12 - エプソン DS-C480W/DS-C420W 仕様
確認日 2026-10-12 - キヤノンMJ imageFORMULA DR-C225W II/DR-C225 II 仕様
確認日 2026-10-12
記事は公表資料の読み方を整理したもので、個別の判断や結果を保証するものではありません。
数字が同じでも、使う条件は別に確認しよう。